オーバークロック ◆ 見て触って覚える 自作パソコン
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オーバークロックとは
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基本知識
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作業手順
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オーバークロックとは
オーバークロックはCPUをギリギリの限界まで酷使しているが、本来CPUは 放熱や電源供給などの条件が悪化した場合でも安定して長時間動作するようにマージンをもうけている。 そのマージンを食いつぶしてCPUの限界に近い条件で動作させるには、BOISの設定を 変更することが最も簡単な方法である。
特別なハードウェアの追加や改造を伴わないPCの性能向上の手段である。
BOISの設定変更によるチューニングが多いが、これはCPUの動作マージンを 削ることと同意であり、CPUに対して過度な負担を強いていることにはかわりがない。
メリット
・ 安価なCPUを使って、高価なCPUをも超えるような高いパフォーマンスを得られる可能性がある。
・ 設定を追い込むなど、自作PCならではの楽しさがある。
デメリット
・ メーカー保証外の動作のため、最悪の場合パーツを破損しても自己責任となる。
・ オーバークロック時の安定動作の保証はないので、ユーザーが検証する必要がある。
基本知識
動作倍率は、内部でハードウェア的に固定されていて変更できないCPUが ほとんどである。CPUの動作倍率が変えられない場合は、CPU内部 動作周波数はFBS周波数により自動的に決定される。そのため、 オーバークロックを試すには、FBS周波数を変更する方法が多用されている。
システムパスやメモリクロックの連動に注意
CPUに外部のPLL(Phase Locked Loop)から基準となるクロック(FSBクロック)が供給されており、それをCPU内部で何倍かにして動作させている。 最近のCPUの場合、CPUの内部倍率を定格以上に上げることはできないため、CPUのオーバークロックの際はマザーボードのFSBクロックを1MHzきざみで調整して、限界ぎりぎりまでテストする。
ただし、FSBクロックを基準に動作しているのはCPUだけでなく、チップセットなども同じFSBクロックを基準に動作している。 そのため、FSBクロックを上げていくと、システムパスやメモリクロックも連動して上昇してしまう。 この場合、
連動して上昇する部分の内、どれか一つだけでも限界に達すれば、そこがボルトネックとなって、オーバークロックの限界となってしまう。
たとえば、CPUはまだまだオーバークロックできる余裕があるのに、先にメモリが限界に来てしまって失敗してしまうことがある。
PCIパスクロックの連動に注意
たとえば、FBSクロック 266MHzの場合、PCIパスクロックは1/8の 33.3MHzとなる。しかし、FBSクロックを320MHzにすると、その1/8である40MHzに なってしまう。最近では、FBSクロックとPCIパスクロックを固定できるマザーボードも登場している。
CPUは動作するのにビデオカードが動かない状況も起こりうるので、PCI Expressは100MHz、PCIは33.3MHzにパスクロックを手動設定すること。
システムパスやメモリパスの比率変更
メモリクロックはたいていの場合、システムパス : メモリパスの比率を変えることができる。 システムパス1,066MHzにたいしメモリがDDR2-800となる設定 (4 : 3)だと、FSBクロックを上げていくと先にメモリが限界に来ることが多いので、限界に達した後に、メモリクロックができるだけ低くなるよう設定を変えてみると、CUPの上限が伸びることがある。
電圧のアップ
オーバークロックの上限を延ばすには、電圧アップや冷却強化という方法もある。半導体の性質上、電圧を上げるとCPUの反応速度を強制的に向上させることができ、高いクロックにも反応できるようになる。 ただ、クロックや電圧を上げるということは消費電力、発熱が増大するため冷却強化も必須となる。
電圧アップに関しては危険も大きいし、効果にはかなりの個体差があるようだ。
FBSクロック関連図 ( Core 2 Duo E6400の場合)
ここで言う「FBSクロック」は、PLLからCPUなどに供給される基準となるクロックを指す。
チップセットもこのクロックを基準として、システムパスやメモリパスなどを作り出している。
そのため、FBSクロックをオーバークロックすると、CPU以外のスピードも連動して上昇してしまう。
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オーバークロックはCPUをギリギリの限界まで酷使しているが、本来CPUは 放熱や電源供給などの条件が悪化した場合でも安定して長時間動作するようにマージンをもうけている。 そのマージンを食いつぶしてCPUの限界に近い条件で動作させるには、BOISの設定を 変更することが最も簡単な方法である。
特別なハードウェアの追加や改造を伴わないPCの性能向上の手段である。 BOISの設定変更によるチューニングが多いが、これはCPUの動作マージンを 削ることと同意であり、CPUに対して過度な負担を強いていることにはかわりがない。
・ 安価なCPUを使って、高価なCPUをも超えるような高いパフォーマンスを得られる可能性がある。
・ 設定を追い込むなど、自作PCならではの楽しさがある。
・ メーカー保証外の動作のため、最悪の場合パーツを破損しても自己責任となる。
・ オーバークロック時の安定動作の保証はないので、ユーザーが検証する必要がある。
動作倍率は、内部でハードウェア的に固定されていて変更できないCPUが ほとんどである。CPUの動作倍率が変えられない場合は、CPU内部 動作周波数はFBS周波数により自動的に決定される。そのため、 オーバークロックを試すには、FBS周波数を変更する方法が多用されている。
CPUに外部のPLL(Phase Locked Loop)から基準となるクロック(FSBクロック)が供給されており、それをCPU内部で何倍かにして動作させている。 最近のCPUの場合、CPUの内部倍率を定格以上に上げることはできないため、CPUのオーバークロックの際はマザーボードのFSBクロックを1MHzきざみで調整して、限界ぎりぎりまでテストする。
ただし、FSBクロックを基準に動作しているのはCPUだけでなく、チップセットなども同じFSBクロックを基準に動作している。 そのため、FSBクロックを上げていくと、システムパスやメモリクロックも連動して上昇してしまう。 この場合、連動して上昇する部分の内、どれか一つだけでも限界に達すれば、そこがボルトネックとなって、オーバークロックの限界となってしまう。 たとえば、CPUはまだまだオーバークロックできる余裕があるのに、先にメモリが限界に来てしまって失敗してしまうことがある。
たとえば、FBSクロック 266MHzの場合、PCIパスクロックは1/8の 33.3MHzとなる。しかし、FBSクロックを320MHzにすると、その1/8である40MHzに なってしまう。最近では、FBSクロックとPCIパスクロックを固定できるマザーボードも登場している。 CPUは動作するのにビデオカードが動かない状況も起こりうるので、PCI Expressは100MHz、PCIは33.3MHzにパスクロックを手動設定すること。
メモリクロックはたいていの場合、システムパス : メモリパスの比率を変えることができる。 システムパス1,066MHzにたいしメモリがDDR2-800となる設定 (4 : 3)だと、FSBクロックを上げていくと先にメモリが限界に来ることが多いので、限界に達した後に、メモリクロックができるだけ低くなるよう設定を変えてみると、CUPの上限が伸びることがある。
オーバークロックの上限を延ばすには、電圧アップや冷却強化という方法もある。半導体の性質上、電圧を上げるとCPUの反応速度を強制的に向上させることができ、高いクロックにも反応できるようになる。 ただ、クロックや電圧を上げるということは消費電力、発熱が増大するため冷却強化も必須となる。 電圧アップに関しては危険も大きいし、効果にはかなりの個体差があるようだ。
チップセットもこのクロックを基準として、システムパスやメモリパスなどを作り出している。
そのため、FBSクロックをオーバークロックすると、CPU以外のスピードも連動して上昇してしまう。