H D D ◆ 見て触って覚える 自作パソコン

4/7
 
  1. RAID機能とは
    CPUやメモリに比べて格段に低速なストレージ(HDD)の高速化したり、データの安全性を向上させたりする技術の総称。
    RAID 0はRAIDのもっとも基本的な技術で、一定サイズごとにまとめたデータを2台以上のHDDに分散して書き込み/読み出しを行うことによって、理論上ディスクアクセスは2倍になる。
    Vistaは一通りのRAIDドライバを標準で持っているので導入もXP以前に比べて非常に容易になっている。

    ・ 主なRAIDの種類
    1. RAID 0(ストライピング)
      データを一定サイズに分割して、複数のHDDに分散して記憶する。1台のHDDにかかる負荷を軽減させることで読み書きの速度向上を図る仕組み。

    2. RAID 1(ミラーリング)
      2台のHDDに全く同じデータを書き込むもので、HDD1台が故障してもデータは保持される。つまり、常にバックアップを行っている状態。

    3. RAID 0+1(ストライピング+ミラーリング)
      RAID 0の高速性と、ミラーリングの安全性の高さを、両方の技術を複合することで両立させる技術。利用できるのは2台分の合計容量となるのでコスト面で不利になる。

    4. RAID 5(分散パリティ付きストライピング)
      RAID 0のストライピング技術を応用しつつ、パリティ(データチェック用の情報)をふかして書き込むことで、HDDが1台壊れた場合でもデータの復元が行える。速度と安全性をバランス良く兼ね備える技術。

    RAIDレベル 必要HDD コスト 安全性
     RAID 0  2〜4台  合計全容量が利用可能 ×  どれかが故障したらデータ復元不可能
     RAID 1  2台 ×  合計全容量の50%利用可能  片方が故障しても、データは片方に残る
     RAID 0+1  4台 ×  合計全容量の50%利用可能  場合によっては、2台故障しても復元できる
     RAID 5  3〜4台  合計全容量から、HDD 1台分を引いた容量が利用可能  どれかが故障しても、残りのHDDから復元


    ・ RAID 構築の注意点
    1. 最近では、チップセット自体がRAIDをサポートしていたり、マザーボードメーカーが独自にRAIDコントローラを実装している場合が多い。
      RAIDコントローラを持っていなければ、PCI/PCI Expressスロットに拡張カードを増設すればよい。 ただし、コントローラによって対応するRAIDレベルは異なる。
      また、RAIDを構築する際に、RAIDカードのBIOSを呼び出して設定を行うなう必要があるなど、 作業自体はチップセット内蔵タイプの方が簡単である。

    2. RAIDを構築するためには複数台のHDDを用意する必要があるが、できれば同じ容量の製品を用意するのが望ましい。容量が異なるHDDを使用した場合、 容量の少ない方にあわせて利用することになるので、無駄ができてしまう。

    3. RAIDでは1回のアクセスでRAIDを構成するすべてのHDDが同時に作動するので、周囲の発熱は多くなる。 HDDの故障が起こりやすくなるので、冷却に十分気を付けて使用すること。


eSATA へ 目次 アップグレード検討 へ
Internet Explorer 5.0以降でご覧ください。