ディスプレイ ◆ 見て触って覚える 自作パソコン

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  1. 液晶パネル駆動方式
    液晶パネルのごく基本的な仕組みを説明しておこう。液晶パネルは米粒のような形をした液晶分子に電圧をかけ、液晶分子の向きを変えて光の量を制御している。 ここでいう光の量とは、バックライトの光が液晶分子を超えて画面に届く量です。バックライトの光が液晶分子ですべて遮断されれば、画面は「黒」になる。 逆に、すべて通過すれば画面は「白」になる(実際は光の漏れや拡散が生じるため、100%の遮断や通過はあり得ない)。この原理は、どの駆動方式でも共通です。
    TN方式、VA方式、IPS方式という駆動方式によって異なるのは、液晶分子の配置方法と、電圧による液晶分子の動かし方です。 駆動方式の違いが大きく影響するのは、視野角と応答速度の特性である。

    1. TN (Twisted Nematic)
      TN方式 液晶分子をねじった形に配置する方式。光はこの液晶分子を通過することでねじれ、偏向フィルタを通過する。 この液晶分子に電圧をかけると、液晶は斜めに向きを変えて光は偏向フィルタに遮断されてしまう。
      安価で応答速度も高速だが、視野角が狭いという欠点がある。 安価な製品の多くはこの方式だ。


    2. VA (Vertical Alignment)
      VA方式 偏向フィルタに対して液晶分子を垂直に配列した方式。 TN方式とは逆に、電圧を掛けない状態では偏向フィルタにより光が遮断されるようになっている。
      コントラスト比が高いというメリットがあるほか、電圧OFFで光が遮断されるため、特定の画素をコントロールできなくなる「ドッド欠け」が目立ちにくい。


    3. IPS (In Plane Switching)
      IPS方式 液晶分子を水平に回転させることで光の流れを制御する方式。 この方式では液晶分子に電圧をかけない状態では偏向フィルタが光を遮断、電圧をかけた状態では光を透過する。
      構造上視野角が広く、上下あるいは左右のいずれからみても美しい発色を期待できるのがポイント。 主に高価格帯の製品で採用されている。



    4. 特 徴
        TN VA IPS
      発色・明るさ
      悪い 1・2・3・4・5 良い
      4 4 5
      コントラスト
      悪い 1・2・3・4・5 良い
      2 5 4
      視野角
      狭い 1・2・3・4・5 広い
      2 4 5
      応答速度
      遅い 1・2・3・4・5 速い
      5 4 2
      低消費電力
      多い 1・2・3・4・5 少ない
      3 4 2
      製造コスト
      高い 1・2・3・4・5 安い
      5 4 2
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