小型PCの時代へ ◆ 見て触って覚える 自作パソコン

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microATX スリムタイプ
microATX スリムタイプ

  1. 小型PCがアツイ理由
    標準のATXミドルタワーは高さ、奥行きともに450〜500mmと、日本の住宅事情、平均的な机の大きさを考えるとあまりに大きい。 特に奥行きは致命的で、机の上に置いてしまうと自由に使えるスペースを圧迫する。 すでに国内大手メーカーのデスクトップ向けPCラインナップのほとんどが、ミニタワー以下の小型PCであるように、日本ではより小さいフォームファクターが好まれる。
    LAN、サウンド、RAIDなど、かつては拡張カードで追加していた機能はことごとくマザーボードにオンボード搭載されており、ごく普通にコンピューティングを楽しむだけならばほとんど拡張スロットを利用する必要性がなくなっている。
    また、最近はHDDの大容量化も顕著で、複数台のHDDを搭載する必要性が無くなった。それに、USB2.0、IEEE1394やeSATAなど高速な外付けインターフェースも普及し、いざとなれば外付けデバイスを使って十分補うことが可能。
    放熱が行いにくいという問題も、Core 2 Duoのデビューで大きく状況が変わった。 Core 2 DuoはTDP 65WのEシリーズはもちろん、TDPわずか35WのTシリーズであってもPentium Dを大幅に上回るパフォーマンスを発揮し、消費電力も低くなっている。 小型PCに、発熱が小さく、かつ高性能なCPUが使用可能になって、脚光を浴びてくるのは当然のことと言える。



    目次

  2. 小型化によるメリット
    1. 設置スペースが少ない
      ATXミドルタワーは大きすぎるので、キューブタイプなどにリプレースすれば、机の上もスッキリ広々、快適に利用できる。
    2. 移動がラクラク
      掃除や引越しなどの移動する時、小型PCなら簡単に持ち運べメンテナンスも手軽。
    3. 静音性に優れるものが多い
      小型ベアボーンは汎用性がない代わりに、ケースとマザーボードのマッチングが完璧。 冷却機構が最適化され、静音性が高い。

  3. 小型化によるデメリット
    1. 拡張性が低い
      マザーボードのオンボードデバイスの充実により、拡張の必要性そのものが激減している。足らない場合は、外付けデバイスを活用する。
    2. エアフローが悪く熱がこもる
      Coreアーキテクチャの登場を気に、CPUの消費電力は大幅に減少し、発熱も激減。 省スペースケースでも冷却に困る心配がなくなった。
    3. 小さくて組み立てにくい
      microATXであれば、ATXとそれほど作業性は変わらない。小型ベアボーンキットならケーブルなどが接続済みで組み立てやすい。

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