小型PCの時代へ ◆ 見て触って覚える 自作パソコン

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  1. PCパーツショップで入手可能なフォームファクター
    1. microATX
      汎用性が高く、ほとんどのパーツでATX対応製品と共通であり、マザーボードなどは安価に入手できる。 すでにCore 2 Duo対応マザーボードなども数多くリリースされており、ハイスペックを維持しつつ、小型化を行える。 ただ、対応ケースはさまざまなものが販売されてはいるものの、そのマザーボードのサイズゆえにコンパクト化にも限界がある。
      ATXケースのデザインを、そのまま縦に縮めたものが一般的だ。しかし、それだけではそれほど小型とは言えないため、差別化を図ったスリムタワータイプが販売されている。 ドライブベイは5インチベイが一つか二つ、3.5インチベイも二つ程度になってしまうが、それに見合ったコンパクトさを手に入れることができる。
      通常よりも幅の狭いスリムタイプでは、ビデオカードなどの拡張カードもLow Profileに対応したものを選ぶ必要があるものの、同じmicroATXとは思えないほど、ぐっとコンパクトなマシン構築可能だ。
      省電力かつ高性能というCPUが登場してきたことにより、自作においても見直されるべきケースと言えるのではないだろうか。

    2. Mini-ITX
      microATXよりコンパクトで、現実的に店頭で手に入るフォームファクターとしては、Mini-ITXが挙げられる。 そのMini-ITXも出回っている製品数はかなり少なく、しかも高価なものが多い。
      販売されているケースも型にはまらないデザインのものが多い。マザーボードと同様にケースもやや割高で、スリムな光学ドライブなども購入する必要がある。 その特殊性ゆえ、ベアーボーンで購入した方が配線の取り回しなども安心かも知れない。
      今後もアップグレードに困るフォームファクターではないのは確かだが、やはり製品の選択肢は多くはないだろう。

      マザーボード サイズ
      名 称 奥行き 規格
       ATX  12インチ(305mm)  9.6インチ(244mm) Intel
       micro ATX  9.6インチ(244mm)  9.6インチ(244mm) Intel
       Mini-ITX  6.7インチ(170mm)  6.7インチ(170mm) VIA


      PCケース サイズ (参考)
      名 称 幅(W) 高さ(H) 奥行き(D) リンク
       ATXミドルタワー  200mm  440mm  495mm
       microATX
       ミニタワータイプ
       197mm  356mm  349mm
       microATX
       スリムタイプ
       99mm  336mm  425mm
       Mini-ITX  300mm  70mm  224mm
       キューブタイプ  200mm  185mm  320mm



    目次

  2. microATX・Mini-ITXマシン組み立て、選択のポイント
    ケースを選んだら、それがどんなものかを良く把握くして、どんなパーツが最適か、どんなふうに取り付けることができるか、良くイメージしてみよう。 一式揃えて買ってきて、いざ組み立てようとすると使えなかった、などということも少なくないのだ。

    1. ビデオカードを見極める
      ブックタイプタイプのスリムケースの場合は、当然ビデオカードもLow Profileに対応したものを選ばなければならない。 数は多くないが、探せばスペック的に十分なものが手に入るはずだ。 Mini-ITXでもPCIスロットを使用して、グラフィック機能をアップグレードできる可能性がある。

      名 称 奥行き
       PCIサイズ  106.7mm  312mm 以下
       Low Profile PCIサイズ  66.4mm  167.6mm 以下


    2. CPUクーラーの大きさに注意
      コンパクトなCPUクーラーでも、高性能をうたった製品が発売されているので、そちらを利用すると良いだろう。 省電力CPUでもしっかりしたCPUクーラーを使用するほうが、製品寿命も延びるはずだ。

    3. 狭い空間を快適に整理
      IEDスリムケーブル 組み立てるとケース内部はかなり狭くなる。接続ケーブルだけで空間が埋まってしまう。
      エアフローにも大きく影響するので、幅広なIEDケーブルをスリムなIEDケーブルを使うなどして、多少でも快適にする努力をしよう。

    4. 電源ユニットも対応に注意
      microATXケースの場合、SFX電源という規格に対応したものが広く採用されている。 サイズは同じでも、取り付ける向きが違う(冷却ファンの配置や電源コンセントの位置)ものがあり、すべてのケースで使用できるとは限らないので、ショップに出かける前に良くケースを確認しておこう。
      大きめのmicroATXケースの場合、ATX電源が使えるものがある。Mini-ITXでACアダプタを使用するような場合は、壊れてしまうとメーカーに修理に出す以外にないこともあるので注意したい。

      名称 奥行き 高さ
      ATX電源  150mm  140mm  86mm
      SFX電源 (A)  100mm  125mm  50mm
      (B)  100mm  125mm  63.5mm
      (C)  125mm  100mm  63.5mm
      (D)  100mm  125mm  63.5mm

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