コンデンサとは ◆ 見て触って覚える 自作パソコン

2/3


  1. マザーボード上のコンデンサ
    マザーボードに供給されるDC12V、DC5V、DC3.3Vの電圧だけでまかなうことは不可能であり、それぞれがオンボードレギュレータ(電圧調整装置)によって必要電圧を得ている。 オンボードレギュレータの大半は、電気のON/OFFを繰り返すことにより電流/電圧を制御するスイッチング電源であり、その出力部には電流の波形を整える平滑回路が必要となり、 出力容量、電圧に応じた大容量のコンデンサが使われている。 マザーボード上に林立する電解コンデンサの多くは、この平滑回路と入力フィルタとして使われている。

    低品質のコンデンサは、液漏れを起こすとことがあり、高温下で長時間使用すると破裂してしまうことがある。1個でもこの様な状態に陥ると、 動作が不安定になったり、起動しなくなってしまうことがある。



    目次

  2. CPUまわりのコンデンサ

    台湾製電解コンデンサ(キャパシタ) 最近のCPUはとくに電源要求がシビアで、リセットの際などには大電流が要求される。 数年前に台湾製電解コンデンサ(キャパシタ)の膨張、液漏れ事件が大発生して以来、電解コンデンサの種類と品質は、マザーボードの品質を決める大きな要素としてクローズアップされるようになった。
    現在でも日本製コンデンサは、海外製品に比べ特性面、品質面とも大きなアドバンテージを持っている。コンデンサのみですべてが判断できるわけではないが、 コンデンサの使い方をみれば、どのくらいコストをかけているかをだいたい知ることができる。 日本製コンデンサの見分け方を覚えておけば、とりあえずひどい粗悪品をつかむ確率も減るだろう。
    コンデンサの品質が良いからと言って、直接システムのパフォーマンスに影響を与えることはないので、コンデンサを絶対的な基準として過信しないこと。

    高品質コンデンサを搭載するメリット
    ・ 製品寿命が長い。
    ・ 耐熱性が高いため、ファンレス構成などでも安定させやすい。
    ・ オーバークロック耐性がアップする。

    1. 高級製品
      最も重要なレギュレータまわりには日本製の高品質な固体電解コンデンサを並べているのはもちろん、メモリやPCI Express x16付近など、ほぼボード全域にわたって日本製の固体電解コンデンサが使用されている。

    2. ミドルクラス製品
      CPUの電源供給に利用するレギュレータまわりは日本製の固体電解コンデンサで固めているが、そのほかの部分はノーマルなアルミ電解コンデンサが使われている。日本製が多いが、海外製品が混じっていることもある。

    3. 兼価な製品
      ボードの大部分を海外製のアルミ電解コンデンサが占め、個数も比較的少ない。重要度の高いレギュレータまわりは日本製の比較的グレードの低いコンデンサが使われているが、日本製と海外製を併用してる製品もある。

コンデンサの機能 へ 目次 日本の主要メーカー へ
Internet Explorer 5.0以降でご覧ください。