Windows Vistaを快適に利用するのに必要なハードウェアの基準を理解した上で、自分の用途、予算事情も織り込んだベストな構成を判断する必要がある。
CPU
マルチタクスに強いデュアルコアCPU
Windows Vistaでは、アップリケーションの裏で、別のアップリケーションが同時に走る「マルチタクス」環境として想定される。
この様なマルチタクス環境では、CPUは、それぞれの処理を細かく切り替えながら順次実行することで、同時に動作しているように見せかけている。
しかし、その処理の切り替え(コンテキストスイッチング)の際には一定のオーバーヘッドが生じ、一つ一つの処理がCPUパワーを必要とする場合はもちろん、一つ一つの負荷が低い場合でも、同時処理すべきプログラムが多い場合は、目に見えてレスポンスが低下してくる。
Windows Vistaでは、アップリケーションの裏で、別のアップリケーションが同時に走る「マルチタクス」環境として想定される。 この様なマルチタクス環境では、CPUは、それぞれの処理を細かく切り替えながら順次実行することで、同時に動作しているように見せかけている。 しかし、その処理の切り替え(コンテキストスイッチング)の際には一定のオーバーヘッドが生じ、一つ一つの処理がCPUパワーを必要とする場合はもちろん、一つ一つの負荷が低い場合でも、同時処理すべきプログラムが多い場合は、目に見えてレスポンスが低下してくる。
Core 2 Duoに代表されるデュアルコアCPUは、一つのCPUの中に「コア」(プログラムを解釈し、実行する部分)を二つ内蔵するので、マルチタクスの処理を二つのコアで分担して処理できるのである。 その分処理の切り替えも半分ですみ、バックグランドアップリケーションが多くても体感速度が下がらず、サクサクとした快適なレスポンスが期待される。 また、処理を二つ以上に分割して実行できるように設計されている「マルチスレッド」対応アップリケーションの場合は、二つのコアが並列して処理して一つのアップリケーションを処理できるため、シングルコアCPUの2倍近い性能が得られる。 3DCGレタリングやビデオエンコードなどの負荷の高い処理では特に有用だ。 今後は、HD DVDやBlu-ray Disk、オンラインで提供されるHDコンテンツの再生・編集などにも大いに期待される。
IntelのCore 2 DuoはEIST (Enhanced intek speedStep Technology )、AMDのAthlon 64×2はCool‘n’Quietと、CPUの負荷に応じて自動的にクロックと電圧を切り替える省電力機能を標準で搭載している。 マザーボードが対応していて、BIOSで設定してあれば、自動的に検知して有効化する。設定の変更はコントロールパネルなどからアクセスできる「電源オプション」から行える。 電源オプションでは、電源プランとして「バランス」、「省電力」、「高パフォーマンス」の3種類のプランが用意されている。デフォルトは「バランス」で、EISTやCool‘n’Quietを利用する。
・ Core 2 Duo E6300 (Intel)
・ Athlon 64×2 4200+ 【65W】 (AMD)